休めるときに休もうとしないと休めない

「休まなきゃな~」

そう思っていても休めないこともある。

平日は仕事に追われ、休みになっても何気なく気になってしまう。

あるいは、その週に起こった職場での出来事を思い出して、同僚や上司に対して不満や愚痴を心の中で言ってしまう。

ありがちなことだが、気を付けなければならない。

休みなのに、職場で起こった嫌なことを思い出している。

それでは気が休まるわけがない。

当然だが、もう過ぎたことなのに自分だけが思い出して、今になっても自分で自分を苦しめているからだ。

原因は、職場の同僚や上司ではない。

出来事が起きたときは、嫌な思いをしたかもしれない。

でも、すでに休日になっているのに、思い出して嫌な思いに浸っているのは、他でもない自分なのだ。

自分で選んでやっているのだ。

「だって、悪いのは同僚や上司のほうだろ?」

そう思いたくなるのもわかる。

しかし、もう目の前に同僚や上司はいない。

いるのは自分だけ。

自分でその場面をありありと思いだして、強烈にイメージしてしまうから自分の心を痛めつけることになるのだ。

こんなこと、本当ならやりたくないはずだ。

でも、やってしまう。

あなたが苦しんでいるとき、相手の同僚や上司は、あなたのことについて何も気に留めずに自分のやりたいことをしている。

一方で、自分は嫌なことを思い出して苦しんでいる。

それでいいんですか?

気にしているのは自分だけ。

確かに同僚や上司の言動は、嫌なものだったのかもしれない。

でも、それを今も手放さずに思い出して、自分を苦しめる原因を作っているのは自分だということ。

そこに気づかないといけない。

休みの日なのだから、嫌な出来事を思い出している暇はない。

自由な時間は自分のためにだけ使う方がいい。

あえて嫌な出来事を思い出し、同僚や上司に振り回されているうちに、休める時間はどんどん減っていく。

非常にもったいないことだ。

嫌な出来事について同僚や上司のことを思い出すのではなく、自分が何をしたいのかちゃんと考えて行動する。

じっくり休みたいなら、そのための行動をするのだ。

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